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国土交通省 公共工事設計労務単価|定点データ

警備の労務単価【過去8年推移】
都道府県別・経年推移

国土交通省「公共工事設計労務単価(2026-03適用)」をもとに、交通誘導警備員A・Bの過去8年の全国平均推移・都道府県別の単価・必要経費込み参考値・自動算出した示唆を1ページで整理した定点ページです。

全国平均 交通誘導A(2026年)
18,911円
前年比 +5.8% / 8年連続上昇
全国平均 交通誘導B(2026年)
16,749円
前年比 +6.7%

サンプル数値の注記:2024・2025年の主要県数値は国交省PDF都道府県別表の実値。2018・2016年は同等のPDF表から実値を投入済み。一部の年(2017・2019年)の都道府県別データは、PDFが画像化・暗号化されているため未取得(全国平均のみ収録)。次回更新で順次補完予定。

このデータの読み方

単価の3層構造と、本ページが扱う数値の範囲

警備員の単価には複数の「層」と複数の「公的制度」があります。混乱を避けるため、まずこの3層と本ページが扱うデータを確認してください。

単価の3層構造

名称 例(円/人・8h) 内訳・性質
1 賃金(労務単価) 20,200 国交省が毎年公表する基準賃金。労働者本人に支払う額の目安。
2 必要経費込み参考値 28,482 賃金に法定福利費・現場諸経費を上乗せした参考値(賃金の約+41%)。発注の最低ライン目安。
3 実際の警備料金 31,000〜36,000 会社諸経費・利益を加えた発注金額。必要経費込みの+10〜25%が一般的な相場感(公表値ではない)。

数値例は東京都・2025年の交通誘導A(職種50)に基づく目安。本ページが直接扱うのは1・2の値のみ。

本ページが扱うデータ

系統
国土交通省「公共工事設計労務単価」(毎年2月公表・3月適用)
対象工種
土木工事を含む公共工事全般の積算に使われる労務単価(警備員は土木・建築の区分なしで公表)
職種
交通誘導警備員 A(職種50:1級・2級検定合格者の配置が必要な路線)/ B(職種51:それ以外)
単位
1人・1日 8時間あたり
対象外
「建築保全業務労務単価」(施設警備向け、警備員A/B/C・地区別。別制度・別データ)は含まない

他の資料と数字が合わないとき

  1. 参照している制度が違う:国交省「公共工事設計労務単価」と「建築保全業務労務単価」は別物。施設警備の記事は後者を引いていることがある。
  2. 「賃金」と「必要経費込み参考値」を混在比較している:本ページの上段(賃金)と他サイトの下段(必要経費込み)を比べると当然ずれる。
  3. 適用年度が違う:労務単価は毎年3月に更新される。前年度版と最新版を比較していないか確認。

都道府県別に単価を見る

選択した都道府県のA・B最新値と前年比、必要経費込み参考値

表示中:東京都

交通誘導警備A

2025年適用
賃金(円/人・8h)
20,200円

国交省 公共工事設計労務単価(上段)

必要経費込み(発注目安)
28,400円

必要経費41%を含む参考値

前年比
+6.3%

前年同職種の賃金との比較

交通誘導警備B

2025年適用
賃金(円/人・8h)
17,600円

国交省 公共工事設計労務単価(上段)

必要経費込み(発注目安)
24,700円

必要経費41%を含む参考値

前年比
+6.0%

前年同職種の賃金との比較

全国平均の推移

交通誘導A・Bの賃金・前年比、過去8年

全国平均 賃金の経年推移(A・B、過去8年)

単位:円/人・8時間

A(有資格者)とB(無資格者)の差を薄い塗りで示しています。各ポイントにカーソルを合わせると前年比%が表示されます。

数値表で見る(全国平均)
交通誘導A(賃金) 交通誘導A 前年比 交通誘導B(賃金) 交通誘導B 前年比
2019年 13,682円 +6.8% 11,998円 +7.0%
2020年 14,053円 +2.4% 12,321円 +2.2%
2021年 14,364円 +2.1% 12,562円 +2.1%
2022年 14,873円 +3.7% 12,957円 +3.2%
2023年 15,967円 +7.1% 13,814円 +6.3%
2024年 16,961円 +6.4% 14,909円 +7.7%
2025年 17,931円 +5.7% 15,752円 +5.7%
2026年 18,911円 +5.8% 16,749円 +6.7%

データから読み取れる傾向

公表値からの自動計算(データ更新時に再計算)

  1. 01

    長期トレンド

    2019年から2026年までの7年で、交通誘導A単価は +38.2% 上昇。年平均では +4.7% のペース。

    計算根拠

    (2019年 13,682円 → 2026年 18,911円) 。年平均は CAGR =(終/始)^(1/年数)−1 で算出。

  2. 02

    連続上昇

    全国平均(交通誘導A)は 8年連続で上昇。国交省も「平成25年度から14年連続の引き上げ」と公表している。

    計算根拠

    全国平均(交通誘導A)の前年比 yoyPct が 0% を超えた年数を末尾から数えた値。

  3. 03

    直近3年の勢い

    直近3年(2023→2026年)の上昇率は +18.4%、年平均 +5.8%。背景には建設業の人手不足構造があると見られる。

    計算根拠

    直近 3 年の全国加重平均(交通誘導A)の総上昇率と年平均(CAGR)。

  4. 04

    上昇率トップの県

    2016年→2025年で最も上昇率が高いのは 愛知県+59.5%、交通誘導A)。

    計算根拠

    2016年 13,100円 → 2025年 20,900円。 比較対象は両年に値を持つ 47 県。

  5. 05

    地域格差(最新年)

    2025年の交通誘導A単価は、 愛知県(20,900円)高知県(15,100円)5,800円(38.4%) の差。 2016年の3,800円差から +52.6% 拡大。

    計算根拠

    2025年に値を持つ 47 県の最高 (愛知県) と最低 (高知県) の差。 比率は (最高−最低)/最低 × 100。

  6. 06

    A(有資格者)とBの差

    2026年の全国平均で、Aの単価はBより 2,162円(12.9%) 高い水準。 2019年の差 1,684円 と比較すると +478円広がり。

    計算根拠

    同年の全国平均 A wage − B wage。比率は (A−B)/B × 100。

労務単価の上昇は、人件費を主要コストとする警備会社・現場管理者にとっては、構造的な経営課題に直結します。賃金水準を維持しながら採算を確保するには、管制・勤怠・請求といった日次業務の効率化を見直す選択肢が現実的です。具体的な検討材料としては、警備業向け業務管理システム5社比較で、機能カバー範囲・料金・対象規模の整理を確認できます。

都道府県別の単価(早見表)

47都道府県の最新年データ・列ヘッダで並べ替え可

最新年・47都道府県・交通誘導A/B

列ヘッダをクリックで並べ替え

適用年
北海道 17,500円 24,600円 14,600円 20,500円 2025
青森県 16,300円 22,900円 14,100円 19,800円 2025
岩手県 17,200円 24,200円 14,600円 20,500円 2025
宮城県 18,700円 26,300円 15,700円 22,100円 2025
秋田県 16,500円 23,200円 14,000円 19,700円 2025
山形県 18,800円 26,400円 15,800円 22,200円 2025
福島県 18,900円 26,600円 15,800円 22,200円 2025
茨城県 18,800円 26,400円 17,200円 24,200円 2025
栃木県 18,700円 26,300円 16,200円 22,800円 2025
群馬県 17,600円 24,700円 15,600円 21,900円 2025
埼玉県 18,700円 26,300円 16,700円 23,500円 2025
千葉県 19,300円 27,100円 16,900円 23,800円 2025
東京都 20,200円 28,400円 17,600円 24,700円 2025
神奈川県 19,900円 28,000円 17,500円 24,600円 2025
新潟県 18,300円 25,700円 16,300円 22,900円 2025
富山県 18,200円 25,600円 17,000円 23,900円 2025
石川県 19,000円 26,700円 16,900円 23,800円 2025
福井県 18,200円 25,600円 15,800円 22,200円 2025
山梨県 18,200円 25,600円 16,100円 22,600円 2025
長野県 16,700円 23,500円 14,200円 20,000円 2025
岐阜県 19,600円 27,600円 16,900円 23,800円 2025
静岡県 20,200円 28,400円 16,700円 23,500円 2025
愛知県 20,900円 29,400円 17,200円 24,200円 2025
三重県 19,700円 27,700円 16,300円 22,900円 2025
滋賀県 17,500円 24,600円 14,700円 20,700円 2025
京都府 17,600円 24,700円 14,200円 20,000円 2025
大阪府 17,400円 24,500円 15,000円 21,100円 2025
兵庫県 17,800円 25,000円 14,700円 20,700円 2025
奈良県 17,900円 25,200円 14,900円 20,900円 2025
和歌山県 17,300円 24,300円 14,700円 20,700円 2025
鳥取県 17,800円 25,000円 14,300円 20,100円 2025
島根県 17,800円 25,000円 15,200円 21,400円 2025
岡山県 18,500円 26,000円 16,100円 22,600円 2025
広島県 18,500円 26,000円 15,700円 22,100円 2025
山口県 18,000円 25,300円 15,100円 21,200円 2025
徳島県 16,700円 23,500円 15,000円 21,100円 2025
香川県 16,800円 23,600円 15,100円 21,200円 2025
愛媛県 16,000円 22,500円 13,600円 19,100円 2025
高知県 15,100円 21,200円 12,800円 18,000円 2025
福岡県 16,600円 23,300円 14,900円 20,900円 2025
佐賀県 16,500円 23,200円 14,600円 20,500円 2025
長崎県 16,700円 23,500円 15,600円 21,900円 2025
熊本県 16,200円 22,800円 14,200円 20,000円 2025
大分県 16,400円 23,100円 13,400円 18,800円 2025
宮崎県 16,400円 23,100円 13,000円 18,300円 2025
鹿児島県 17,500円 24,600円 15,000円 21,100円 2025
沖縄県 15,300円 21,500円 13,000円 18,300円 2025

労務単価の見方と注意点

労務単価とは

国土交通省が毎年2月に公表し3月に適用する「公共工事設計労務単価」は、公共工事の積算に用いる基準賃金です。交通誘導警備員A(職種50:1級・2級検定合格者の配置が必要な路線)と交通誘導警備員B(職種51:それ以外)の2区分があります。1日8時間あたりの賃金として公表されます。

賃金と料金は違う

表の上段「賃金」は労働者に支払う額の基準であり、警備会社に発注して支払う料金そのものではありません。発注金額には、法定福利費(社会保険料の会社負担分)、現場諸経費、会社の管理費・利益が上乗せされます。

必要経費41%の意味

国交省公表の「必要経費込み参考値」は、賃金に約41%(法定福利費・現場諸経費等)を上乗せした金額です。この水準を下回る見積もりは、警備員の賃金や法定福利費を圧迫している可能性があり、適正な発注水準とは言えません。

安すぎる見積もりが不当となる理由

最低賃金・労働基準法・社会保険等の法令を遵守すれば、賃金+必要経費を下回る価格で警備サービスを提供することは原則として困難です。極端に安い見積もりは、サービス品質・法令遵守・現場の安全性のいずれかが犠牲になっている可能性があります。発注側も適正価格での発注がコンプライアンス上求められます。

本データの作成方針

本ページは国交省「公共工事設計労務単価」の交通誘導A・B(職種50・51)の値を都道府県別・経年で整理した独自データセットです。国交省PDFの表・図そのものは転載せず、数値(事実)のみを自社のデザインで再構成しています。v1リリース時点(2026-06-08)では東京以外の主要9県の数値は仮入力サンプルであり、最新の公開資料に基づき差し替え予定です。

よくある質問

Q. 警備の労務単価とは何ですか?
国土交通省が毎年2月に公表し3月に適用する「公共工事設計労務単価」のうち、交通誘導警備員A(職種50)・交通誘導警備員B(職種51)に対する1日8時間あたりの基準賃金です。公共工事の積算根拠として用いられ、警備会社が労働者に支払う賃金水準の参考値となります。
Q. 労務単価と警備会社に支払う料金は同じですか?
同じではありません。労務単価は労働者に支払う「賃金」の積算基準です。実際の警備料金には、これに加えて法定福利費・会社諸経費・現場諸経費・利益が加算されます。国交省も「必要経費込み参考値」(賃金×約1.41)を併記しており、これが発注時の最低ラインの目安になります。
Q. 交通誘導警備のAとBの違いは何ですか?
Aは「警備員等の検定等に関する規則」に基づく1級または2級の交通誘導警備業務検定合格者の配置が必要な路線(指定路線)で従事する警備員、Bはそれ以外の路線で従事する警備員です。資格者が必要な分、Aの単価がBより高く設定されています。
Q. なぜ必要経費が41%も含まれるのですか?
法定福利費(社会保険料の会社負担分)・労災保険・労働保険、現場経費(移動・装備・通信)、会社運営の諸経費(事務所・管理職・教育訓練)が含まれるためです。これらを賃金とは別に積み上げると、賃金の概ね41%相当となり、国交省はこの参考値を併記しています。
Q. 労務単価より安い見積もりは違法ですか?
労務単価そのものは公共工事の積算基準であり、民間取引で必ず守らねばならない法的下限ではありません。ただし、労務単価を著しく下回る見積もりは、警備員の賃金や法定福利費を確保できていない可能性が高く、結果として法令違反(最低賃金法・労働基準法・社会保険等)に繋がるリスクがあります。発注側は「賃金+必要経費」を確保した適正な見積もりを選ぶことが求められます。
Q. 他のサイトで見た警備員の単価とここの数字が違うのですが?
警備員の単価には複数の公的制度があり、参照元が異なると数字がずれます。主な違いは(1)国交省「公共工事設計労務単価」と「建築保全業務労務単価」のどちらか、(2)「賃金」と「必要経費込み参考値」のどちらを見ているか、(3)適用年度(毎年3月更新)、の3点です。本ページは公共工事設計労務単価の最新年データを使用しています。
Q. 施設警備の労務単価もここで見られますか?
本ページは「公共工事設計労務単価」の交通誘導警備員A/Bのみを扱っています。施設警備は「建築保全業務労務単価」という別制度(警備員A/B/C・地区別)で公表されており、データ構造も異なります。施設警備の単価データは今後の拡張で追加予定です。
Q. 土木工事と建築工事で警備員の単価は違いますか?
国交省「公共工事設計労務単価」は土木・建築を含む公共工事全般の積算に用いる単価で、警備員については土木・建築を区別せずに公表されます。一方、建築物の保全(維持管理)業務の警備員は別途「建築保全業務労務単価」で警備員A/B/Cと区分されます。同じ「警備員」でも適用される制度・公表される単価系列が異なるため、参照する際は制度名と職種コード(職種50/51 等)を確認してください。

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※ 算出値はすべて目安・概算です。確定金額や最低保証額ではありません。

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都道府県別の警備労務単価ページ(47県)

各都道府県の単価8年推移・全国平均との差・地域特性・主要産業まで個別ページで整理しています。

北海道

年度別 出典URL(国交省・農水省 一次ソース)

各年度の数値は以下の公的資料から取得・検証しました(最終検証日:2026-06-08)。

最終更新:2026-06-08 / データ版:2026年